未来を創るための原点
戦後最悪の不況は、
経済構造の変革に伴う苦しみでもあります。この暗いトンネルを抜ければ新しい時代が到来します。その時には、今までの商習慣も経営手法も常識も、すべてが古く役立たないものになってしまうでしょう。
真っ暗なトンネルの中でも来るべき新しい次代を担うBUSINESSの芽が生まれつつあります。それらはまだ小さなものですが、新しい考え方を持った新芽です。私たちはトンネルの真只中にいる今こそ、その新芽を育てるチャンスだと思っています。過去からのしがらみのない分、スタートアップの若いベンチャーの方が変化への対応が早く、新時代に相応しい経営者がいます。私たちは古い習慣や常識に縛られない、そういった若いベンチャー企業家とともに、私たちの力を貸しながら大きな夢を実現させていきます。しかし、小さなスタートアップベンチャーに資金だけ投入しても「ざるに水」です。若葉マークの新米経営者や経営力のない経営者に経営を委ねても上手くいくはずはありません。ファイナンスを売上げと同一視する経営者さえいます。ファイナンスで事務所をきれいにしたり外車をかったりするのはもっての他です。資金を有効に活用するためには、ソフト・コンテンツ業界に精通し、しかも経営経験のある指導者がイコールパートナーとして共に船に乗り込まねば成功しません。
当社はファンドを作らずに
自己資金でスタートアップベンチャーの株式に投資し、同時に役員として経営参加します。当社の経営経験とノウハウ・ネットワークをフルに動員します。株主として権利を有しながらも、役員としての経営責任を投資先経営者と共有し、良きパートナーシップを確立し、リスクとリターンを共有する方針で共に成長します。 成長してきた投資先ベンチャー起業を順次当社と合併させるか、あるいは法整備が進めば純持株会社として、当社自体を株式公開させる戦略をとり、一大情報系ベンチャー企業グループを形成する事が、当社の狙いです。
かつて、渋沢栄一は数多くの起業家に会社を作らせてきました。その数は銀行をはじめ500社を超えます。明治の日本経済を引っ張ってきた渋沢栄一は明治の偉大なベンチャーキャピタリストとも言えます。そう考えれば、今の日本には数多くの平成の渋沢栄一の出現が必要な気がしてなりません。当社がそのような役割を担えれば幸いだと考えています。一つ一つの小さな夢を、集めれば大きな夢になります。草の根の若く野心のある企業家達を束ね、大きな一つの力にしていこうと考えています。
デフレと不況で効率化ばかりの
ご時世ですが、これからの新しい成長がリストラや効率化のみから生まれないのは明らかです。 結局は人が作り出すものが全てですから「破壊」ばかりしていても「創造」は起こりませんし、「蕩尽」の反省ばかりしていても「再生」はしません。未来を切り拓くためには、溢れんばかりの「楽観」と天命を待つための「ハードワーク」が必要不可欠だと考えています。PROTOZOOMは未来を創るための「知」と「ネットワーク」を開放することによって「知的な開かれた場」として貢献していきたいと考えています。
今までも非常に多くの皆様の暖かいご支援によってここまで来ることが出来たわけですが、実は、ご迷惑かもしれませんが、まだまだこれからもお世話になろうと決めています。面白そうなことは頼まれなくても手伝ってしまう集団ですが、地味なことは派手に、派手なことは地味に、皆さまのご恩に報いるためにも、今まで同様決してしがらみを作らず、見方によっては「勝手気まま」かもしれませんが、初心を忘れず真摯に誠実に私たちの夢
「それが皆さまの夢でもあると信じています」を追い続けていきたいと改めて決意しています。
Stet clita kasd gubergren, no sea takimata sanctus est Lorem ipsum dolor sit amet.